Dragon Banquet ~竜の宴~

アムピスバエナ

Amphisbaena

アムピスバエナのイラスト
アムピスバエナの伝承地域

容姿・特徴

体の両端に頭を持つ毒蛇。明るい緑色で背には濃い緑の斑点がある。
紋章では翼と足を持ち竜のような姿で描かれる事もある。

出典

博物誌、ヨーロッパの伝説など

解説

名前はギリシャ語で「二つの方向に進むもの」の意味。アンフィスバイナ、双頭蛇などとも呼ばれる。二つの頭を持つ蛇の総称。
プリニウスの「博物誌」によって紹介されている。
アフリカ東部のリビア砂漠に棲むとされ、その大きさは大きいもので1mだという。
鋭い牙と毒を持ち、その毒は非常に強力で噛み付く他にも噴き出す事もでき、大きな獣も一撃で仕留めるほどである。
プリニウスはその二つの頭について「毒を吐き出すのに一つの口では足りないかのようだ」と記す。
また、体が切り離されてしまっても元に戻るとも言われ、恐ろしい魔物とされていたようだ。

その事からか紋章にも多く使われ、自分の力を誇示する意味があったという。
紋章上では、蝙蝠の翼と猛禽の足を持つ一見ドラゴンのような姿で描かれている事が多かったようだ。

現在ではプリニウスの記した双頭蛇はミミズトカゲ(ミミズヘビ)の事を指すと言われ、実際にミミズトカゲの属名は「Amphisbaena」となっている。

参考文献

幻獣ドラゴン(新紀元社)

文責 : 白蓮
イラスト : GW.銀

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